丹波山村には、脈々と続く伝統的なお祭りが存在しており、
村民にとっては、季節の到来を告げる年中行事でもあります。
ぜひ丹波山村の歴史が息づくお祭りにお越しください。
毎年1月7日(※令和7年から1月の第2土曜日)に催される、門松をはらう松送りの祭事です。 午前中をかけて山車が出来上がると、午後からは修羅に付けられた2本の綱を、はっぴ姿の村人たちが「ヨーイ・ヨーイ」と、威勢よく木遣りの音頭でかけ声を合わせながら道祖神まで引いていきます。 14日(※お松引きから1週間ほど後)、道祖神に積まれたお松様は、1年の無病息災を祈って焼かれ丹波のお正月が終わります。 「修羅」は古墳時代から使われていた運搬具の一種で、ふたまたの大木で作ったY字体の木ぞりです。それが、まだ生きた道具として使われているのは日本中で、ここ丹波山だけです。 1月15日の小正月には家の入口左右に男女一対の「門ん道神」を魔除けのため立てるのが習わしとなっています。 お松引きの詳細は、こちらをご覧ください。 |
7月中旬(※7月15日に近い土・日曜日)の祇園祭で奉納される獅子舞で、江戸時代から伝わる奥多摩地方独特のものです。 獅子3頭と4人の花笠、2人の白刃が1組となり、笛、太鼓のお囃子の音に激しく舞う民俗色豊な舞いで、村中を練り歩きます。 初日には、獅子舞を伝授されたと言う守岡家から川上神社、大六天神社、子の神社、熊野神社の順に回り舞が奉納され、翌日も、守岡家と熊野神社ではしまい獅子と呼ばれる舞が奉納されます。 300年以上続いている伝統行事は、県の文化財にも指定され、やがて来る秋の豊穣を願う、丹波山の夏の風物詩になっています。 →動画を見る |
毎年7月最終日曜日に開催される本村を代表する夏のイベントで平成元年から行われているお祭です。 歌謡ショー、マスのつかみどり、水上ちびっこ丸太渡り、カヌー教室、工作教室など各種のイベントが目白押しで楽しみがいっぱい。 丹波山村で爽やかな清涼を感じてみませんか? ※令和2年から開催を休止しています。 |